前回は「「正確さ」と丁寧を意識して合格へ〜とても大事な「正確性」・「日本の運命を決した」日露戦争・「砲撃改良」に集中した連合艦隊〜」の話でした。
東郷平八郎「勝利確実」の強い思い:「禁じ手」だった東郷ターン

「空前絶後の大勝利」となった日本海海戦。
この日本海海戦では、「東郷ターン」が有名です。

東郷平八郎よしっ!
取舵一杯!
操船において、日本では「面舵=右に回転」「取舵=左に回転」です。
「丁字戦法」とも呼ばれる東郷ターンですが、実は、日本海海戦の直前の海戦で既に実行しました。



あの時(黄海海戦)は、
失敗したが・・・



今回は、絶対に
バルチック艦隊を撃滅する!
「大勝利を呼んだ」とも言える東郷ターンでしたが、実情は異なりました。
「敵前回頭」とも呼ばれ、「戦う直前に回頭」することは、極めて危険です。
その理由は、回頭=回転する間は動きが極めて鈍ることです。
「回頭=回転する間」に、モタモタしていると、バルチック艦隊から砲撃される可能性がありました。
「敵前回頭」は、バルチック艦隊に対して「止まっているから、どうぞ砲撃して下さい」と同じ事でした。
その意味では、「禁じ手」であり、場合によっては「敗北必至」の戦略でした。



ははっ!
Togoめが、気が狂ったぞ!



我らを目前にして、
ビビったのか!?
「敵前回頭」した連合艦隊に対して、バルチック艦隊幹部は、こう言い放った説があります。
敢えて「禁じ手」を行い、大勝利した連合艦隊。


この代償理に対しては、当日の天候が極めて重要な影響を与えていました。



本日天候晴朗なれども
波高し・・・
「波高し」と書いた理由に関しては、艦艇の機能や機雷敷設に関する説があります。
それらも要因かもしれませんが、筆者は、最重要理由は「砲撃精度への影響」だったと考えます。
| 天候状況 | 砲撃への影響 | 砲撃の精度 |
| 視界良好 | よく見える | 精度の違いが現れやすい |
| 波が高い | 砲撃が困難 |
「天候晴朗」と「波高し」は共に、「砲撃精度の違いが顕著になる」ことを示していました。
| 試験の難易度 | 試験への影響 | 周囲との差 |
| 易しい | 平均点が上がる | 点差がつきにくい |
| 難しい | 平均点が下がる | 点差がつきやすい |
そして、このことを試験に例えると「実力による点差がつきやすい」ことを示していました。



我が連合艦隊は
絶対に勝てる!
そして、「絶対に勝てる」と考えたからこそ、「禁じ手」に踏み切ったのでした。
いわば、「禁じ手」の究極戦法によって、「思い切り勝負に出た」のが当時の連合艦隊でした。
入試が難しい時→「自分は有利」と思って合格へ:「全能力+脳力」を試験へ


日本海海戦における連合艦隊による、極めて思い切った戦略と大勝利。
これと同様なことは、入試の現場でも応用できると考えます。
まずは、入試当日は、



これまで、僕は
一生懸命頑張ったから、大丈夫!



とにかく頑張ったから
実力が上がっているはず!
このように、自分の学力を強く肯定するポジティブ姿勢が大事です。
そして、試験が難しい時、ポジティブな気持ちを持ち続けることが必要です。
そもそも、「適切な点差」をつけなければ、「試験の意味がない」入学試験。
難易度は、志願者の学力レベルに大きく依存しますが、



我が校を受ける人たちの
実力によって、適切な点差がつくように・・・



ここは、このように
問題を作成して・・・



少し難しい問題も
出しておかねば・・・
入学試験が「普通」や「易しい」可能性は、ほとんどありません。
一部の飛び抜けた学力を有する人は別ですが、概ね95%以上の人にとっては、「難しい」はずです。
この時、「難しい」試験に対して、



難しい・・・
これはダメかも・・・
このように、ネガティブな思考になるのではなく、



私が難しいから、
みんなにはもっと難しいはず・・・



だから、きっと
私が点差をつけて合格できる!
このようにポジティブな姿勢が望ましいでしょう。
そして、最も望ましい試験への姿勢は、このような「余計な思考」はしないことです。



とにかく、落ち着いて
冷静に・・・



目の前の試験に
全力集中だ!
とにかく、目前の試験に集中し、「全ての能力+脳力」を試験に投入する気持ちが良いでしょう。
中学受験生・高校受験生・大学受験生の皆さんの志望校合格を、心より祈念しています。
次回は上記リンクです。


