前回は「地球の自転と公転のなぜを理解する考え方〜公式を導びける学び・地球が太陽の周りを常に周っているイメージ・夏至と冬至と春秋分の具体的イメージ・猛烈な太陽のイメージ〜」の話でした。
大人も分からない中学受験理科:数多くの暗記と多数の合理的理解

今回は、中学受験の理科に関する話です。
中学受験の理科は、原則として「小学生が学ぶ範囲の理科」です。
そして、「小学生が学ぶ理科」とは、文部科学省が学習指導要領などで細かく定めています。
ところが、「小学生が学ぶ範囲の理科」である中学受験の理科は、かなり広範囲で難易度が高いです。
範囲は「理科に関すること」であれば「全分野」と言ってもよく、中学受験生は大変です。
中学受験生を持つ親の方は、ぜひ一度、子どもが学んでいる理科のテキストを見てみましょう。
あるいは、子どもが受けている模試などの問題をちょっとご覧下さい。
親の専門・学力にもよりますが、パッと解ける問題はかなり少ないです。
中には、
受験生の父親これは
ちょっと分からないな・・・
「全然分からない」問題も多数あるはずです。
生物系などの暗記は、得意な方以外は「知らない」ので仕方ありませんが、



この電気の問題、
ちょっと解けない・・・
大人なら常識の「オームの法則」を考えれば「解けるはず」の電気の問題も難問が多いです。
とにかく、「大人も分からない中学受験理科」を必死に学ぶ小学生は大変です。
そして、「数多くの暗記」と「多数の合理的理解」が必要な理科。
他の科目も、「数多くの暗記」と「多数の合理的理解」が必要ですが、理科は両方が極めて多いです。
理科の効率的暗記方法:「丸暗記」ではなく「自分なりに理解」の暗記


小学校の「理科」は、実に広範囲の分野を含んでいます。
昆虫や植物、人体、水溶液の問題などは、「知ってなければ解けない」問題が多数あります。
社会は「知識・暗記が中心」になる傾向があります。
実は、理科も「知識・暗記が中心」ではなくても「知識・暗記がほぼ中心」となる傾向があります。
上のような電気・回路の問題は、「原理・原則を理解」すれば全て解けます。
そして、この「原理・原則を理解」こそが理科の最も重要な姿勢と考えます。
その一方で、「定められた時間内に正答に至る」ためには、「公式などの暗記」も必要です。
この「定められた時間内に出来るだけ多くの正答に至る」は、「試験の最重要性質」です。
すると、これらの合理的理解に関しても、「知識・暗記が大事」となります。
まだまだ理解力が未熟であり、中学生・高校生が取り組むべきかもしれない「原理・原則の理解」。
大人から見れば、大学生の頃の自分ですら「まだまだ未熟者」です。
中学受験生=小学生が、これらの理科の学習をするのは大変です。・
ここで、小学生が理科を学ぶ時には「ひたすら暗記」を避ける方が良さそうです。


例えば、「地軸の傾き=23.4度」は、必須の知識です。



地球の地軸の傾きは
何度ですか?
こういう「直球問題」は少ないと考えますが、選択肢などであるかもしれません。



よしっ!
地球の地軸の傾きは23.4度!
こうして暗記するには、「23.4度」は「2,3,4」と並んでいるので、「暗記しやすい」です。
ここで、この「地軸の傾き=23.4度」を自分なりに想像してみましょう。


23.4度とは、「直角の1/4に近い」角度です。
こう理解すると、「地軸の傾き=23.4度」が、割合すんなり頭に入りませんか?
こういう理解は、「参考書やテキストに書いてあること」でも良いです。
あるいは、「自分なりの理解」でも良いと考えます。



「自分なりの理解」が
正しいのか、自信ない・・・
「自分なりの理解」が、必ずしも正しくなくても良いと思います。
まずは、「ただ暗記」ではなく、「自分なりに理解」しながら、色々と理解してみましょう。
ほとんどの人にとって「ひたすら暗記」は、苦痛です。
「自分の好きな科目・分野」であれば、「ひたすら暗記」も苦痛にならない場合もあります。
「自分なりに理解」または「自分なりに解釈」しながら、暗記すると効率が上がるでしょう。

