前回は「Wグループ中学志望の方へ 10」の話でした。
今回の「比・割合」は基礎をしっかり理解すれば、どんどん出来るようになります。
きちんと理解するようにしましょう。
〜%とか5:3とかの意味は分かるんだけど、
なかなか解けないよ・・・
難しく考えずに、状況を把握して、少しずつ考えてみましょう。
〜中堅校・難関校を全て対象とするWグループ志望者の方々は、自身の学力や志望校によって対策が変わると思います。
ご紹介する話を参考に、親がご判断ください。
p2-3:計算・一行問題
こういう問題が出るようでしたら、いくつかやってみましょう。
全部
やらなくても良いの?
「全部やらなきゃ!」と考えると、大変です。
計算問題等は、数題をが選んであげると良いでしょう。
P4 数・規則性(1)1:循環小数・自分で割り算する
分数や少数に関する問題が、まとめられています。
循環小数など読んで
ふ〜ん。
そうかあ。
で終わりにしないで、実際に自分で割り算してみましょう。
すると、
繰り返しになるのが分かった!
途中から同じだね!
となるでしょう。
p5 図形:図形の基本的性質
図形問題の基本が、しっかりとまとめられています。
この9題の問題を、しっかりと理解しましょう。
解説は全ての問題に、図形と参考となる基本的性質が記載されており、とても分かりやすい構成です。
自分で図形全体を描きながら、面積・比の考え方を、きっちり学びましょう。
これらの問題をしっかり理解できれば、図形問題の応用問題も出来るようになるでしょう。
出来なかった問題は、付箋・マークしておいて、また今度やりましょう。
「解法を覚える」ではなくて、「学ぶ」という姿勢で、基本をしっかり理解しましょう。
p6 割合と比 4,5:状況を正確に把握する
合計11台ありますが、図形問題同様に、「割合・比」の基本がしっかり押さえられる構成です。
とても良くまとめられているので、しっかり理解しましょう。
できなかった問題は、付箋・マークして、できるようにしましょう。
解説は丁寧で、天びんや面積が描かれていますが、こういう文章題は「状況を正確に把握する」ことが大事です。
食塩水の問題なら、コップを描いて、食塩水を混ぜるイメージの絵を描きましょう。
「品物を仕入れて・・・」という問題は、□でも○でも良いので、「品物が仕入れられる雰囲気」を描きましょう。
テストで、それ描いていると
時間がなくなっちゃうよ。
自分で勉強するときに、こういう「描くこと」をやっていると、大体のことがパッとイメージできるようになるでしょう。
すると、テストの際には「描かなくても分かる」になるでしょう。
食塩水のコップとか、品物とか
描くと分かりやすいね。
ページが多くなってしまうので、問題集では、こういう部分は描きませんが、解く際に描いて、理解力をアップしましょう。