Wグループ中学志望の方へ 10〜等しい角度・辺を描きこむ・図形の補助線「平行」と「垂直」・図形の回転・厚紙を切って回転する体験〜|中学への算数6月号

前回は「Wグループ中学志望の方へ 9」の話でした。

グループは、こちらを参照して下さい。

「要点の整理」をしっかり理解して、日々の演習を学んでいきましょう。

目次

6月1日:等しい角度・辺を描きこむ

図形の基本問題です。

等しい角度・等しい辺が出てくる問題は、どんどん図形に描きこんで、二等辺三角形などをイメージしましょう。

6月6日:図形の補助線「平行」と「垂直」

シンプルですが、結構難しい。

この問題のように条件設定がシンプルな問題は、非常に良いです。

出題者の方の数学的センスを感じます。

こういう問題できる?

出題者は、ちょっとワクワクしながら問題作っています。

採点を楽しみにしてそうです。

出題者が楽しんでいるのですから、解く方も楽しんでみましょう。

補助線が
よくわからない・・・

自分で、色々と補助線引いてみて考えてみましょう。

補助線は「平行」と「垂直」を考えると良いことが多いです。

この補助線が良さそうかしら。

あっ、ちょっと
分かってきた気がする。

補助線で一気に解ける場合もありますが、「少しずつ分かった気がする」楽しさを感じて下さい。

楽しく学ぶと脳が活性化するので、学力も上がるでしょう。

6月13日:図形の同じ部分

扇型の頻出タイプの問題です。

少し問題文が長いですが、しっかりと状況を把握しましょう。

面積を差し引して考えることを、きちんと理解しましょう。

ここの面積は、
この部分とこの部分を足しているから・・・

あれっ、面積求める時、同じ部分が出てくる。
面白い!

面白さを感じながら、図形問題は解いてみましょう。

6月20日:図形の回転・厚紙を切って回転する体験

「図形が回転する」ですが、ちょっとひねってあります。

「動く図形」は一度厚紙を切って、実際に動かしてみると良いでしょう。

「実際に動かす」動画もあるでしょうが、自分で目の前でみると全然違って見えるでしょう。

映像は便利ですが、「分かった気になる」可能性があります。

「分かった気になる」よりも、「体験する」大事さを重視しましょう。

少し手間がかかりますが、厚紙を切ってやってみましょう。

受験生の子どもは時間がないですし、手を切る可能性があるので、厚紙を切るのは親がやるのが良いでしょう。

一度じっくり見てみると、少しずつ分かってきます。

少し分かってきた気がする。
でも、他の問題できるかな・・・

最初は、なかなか出来なくても、図形が回転してゆく状況をイメージして、少しずつしっかり理解しましょう。

図形が回転する雰囲気が
分かった気がする。

この問題をしっかり理解できると、大抵の「図形が回転」問題は出来るでしょう。

この問題は、また今度やってみましょう。

6月23日

三角すいが「動く部分の体積・面積」で、シンプルな問題です。

立体図形は動く様子の
絵がなかなか描けない・・・

この問題では、三角すいが動いた様子の立体を描いてくれているので、分かりやすいですね。

こういう図を「自分で描けるように」なりましょう。

一気に立体で理解するのが難しい場合、「立体を少し動かしてみる」とか、「立体のある面を動かした場合」など考えてみましょう。

少しずつ、しっかり理解するのが大事です。

少し、分かってきた気がする

焦らずに、一題一題、しっかり理解しましょう。

新教育紀行

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