前回は「Gグループ中学志望の方へ 1 」の話でした。
引き続き、Gグループ中学志望のお子様向けに良い問題をご紹介します。
「日々の演習」P18〜
「日々の演習」は、自分が好きな順ににやってみましょう。
4月21日
周期性がテーマの問題で、面白いです。
こういう問題は、慣れると「周期だ!」と数値化して考えますが、それは9月以降の模試、あるいは本番でできれば良いでしょう。
当面は、色々なライトが点滅する状況を思い浮かべてイメージしましょう。
色鉛筆を使って描いてみるのも良いでしょう。
4月26日
これも周期性の問題ですが、移動する状況を描きましょう。
余白の関係で誌面では最小限の図しかありませんが、自分で「こっちに行ったらこうなって・・・」と色々とシミュレーションしてみるのが良いでしょう。
こういう問題は数をこなすよりも「一題一題きちんと理解する」ことが大事です。

P38麻布中
引き続き規則性の問題で、非常に面白いです。
社会の問題といい、麻布は独特の高いセンスを感じさせてくれます。
答えを見てみると「ああ、そうか。うんうん、そうだよね。」と思うかもしれません。
「本当かな?」と疑ってみるくらいの気持ちで、沢山数字を書いてみて自分で実験してみましょう。
他に何らかの規則が見えてくるかもしれません。
「違う状況」を自分で想像して、「どうなるかな?」と考えてみるのも非常に良いでしょう。
10月以降は模試やテキストなどに追われて「これも、あれも、沢山やらなきゃ」となります。
今この時期は少しゆとりを持って、一つ一つ丁寧に考えて、しっかりと考え方を学びましょう。
実は試験・入試は「丁寧に考える」ことが最も大事なのです。
盛りだくさんの4月号は次回も続きます。