子どもと「予想外のこと」を楽しむ体験〜植物の成長を実感・子どもの好奇心を育成・ジャガイモを植えてみる体験〜|子どもと植物2・理科の教育

前回は「自宅で植物を育てる体験〜マンションのバルコニーや戸建住宅の庭で育てる植物・子どもに「植物の成長」を描いてもらう〜」の話でした。

目次

植物の成長を実感:子どもの好奇心を育成

新教育紀行
庭・バルコニーでの植物栽培(新教育紀行)

子どもと一緒にホームセンターに植物の種やプランターを買いに行って、種を植えました。

自分で「植える種」を選んでもらって、一からプランターに土を入れてみました。

このプランターに
土を入れてみよう。

これで
いいの?

「初めてやること」に対して、子どもは「よく分からない」ので恐る恐るやる傾向があります。

「やってみれば大したことがない」ことでも、初めてやる時は誰しも不安です。

そう、それで
いいよ!

もっと
入れてみる!

底の方に石を入れて、土と肥料を混ぜて、種を植えます。

種を植えるところに、
ちょっと指で穴をつくろう。

こういう感じで、
植えたいところを指で押してみて。

こうかな?
これでいい?

そう、それでいいよ。
いいじゃない!

こうして「何かをやってみる」と子どもたちは俄然興味を持って、楽しくなります。

全部植えてみて、
いい?

そう、それでいいよ。
いいじゃない!

こんな感じで、いくつかプランターに種を植えてみました。

楽しかったな!

子どもたちが「楽しい」と思えるようなことを、どんどんやってみるのが良さそうです。

このように「何かを実際にやってみる」と子どもの好奇心が成長するでしょう。

子どもたちは、小学校でも朝顔などを育てます。

幼稚園や保育園でも、植えた植物たちを先生たちが、

ほら、
育ってきたね。

と、子どもに植物が育つことを教えてくれます。

学校で教わることも大事で、「植物が育ってゆくこと」を実感することが大事です。

「どのように育つか」や「成長する速さがどのようになるか」などを

学校で育てたり、習ったりすることは大事ですが、ある程度は「先生の言う通り」です。

そこで、子どもたちが自由に育てられるように、自宅で植物を育てることは大事だと思います。

ジャガイモを植えてみる体験

新教育紀行
庭・バルコニーでの植物栽培(新教育紀行)

今回は、少し変わった植物を育てた話です。

ジャガイモなどの野菜を購入して、時間が経過してしまった時、少し芽が出ます。

その芽はピーラーやナイフでカットして、食べることが多いと思います。

僕もいつもそうするのですが、芽が出たジャガイモを忘れていて、少し芽が沢山出てしまいました。

褒められたことではないのですが、同じ頃、タマネギも少し芽が出てしまいました。

このジャガイモとタマネギを食べるのは、
ちょっと・・・

と思いました。

捨てるのは
もったいない・・・

と思いました。

プランターに植えてみたら、
どうなるだろう。

とプランターに、芽が出たジャガイモとタマネギを植えてみました。

ちょっと、このジャガイモを
プランターに植えてみよう。

えっ!
大丈夫なの?

「大丈夫」かは僕も分からないです。

土の中で
傷んでしまうかな・・・

と思いましたが、

とりあえず、
やってみよう!

植えてみて、しばらく経過を観察しました。

新教育紀行
成長したジャガイモ(新教育紀行)

ジャガイモから、多く植物が成長してきました。

なんか、草が
たくさん生えてきたよ!

ここまで大きく成長するのは
意外だ・・・・

自分が意外に思うほど、ジャガイモから草が成長しました。

この草は
ジャガイモの草なの?

多分、
そうだね・・・

ジャガイモから
草が出てくるんだね!

育った後の、スーパーで購入したジャガイモが意外なくらいに成長するのをみると、

これは
不思議だな・・・

不思議な気持ちになりました。

子どもと「予想外のこと」を楽しむ体験

新教育紀行
庭・バルコニーでの植物栽培(新教育紀行)

芽が出たタマネギは、その芽が大きく成長しました。

タマネギの成長は、ある程度想像できましたが、ジャガイモは予想外でした。

なんか、
すごい成長したね!

子どもたちも、予想外の成長に興味津々です。

僕自身も予想外で、楽しんでいます。

これは、「食物を大事にする」観点からは「良くないこと」です。

上記の通り、「古くなってしまった」ので、実験してみる気持ちでやってみました。

面白そうだから、
やりたい!

という子どもがいる時、親がどう考えるかは、それぞれの考え次第です。

「すぐに廃棄する」のではなく、なんらかのことをやってみることは大事なことだと思います。

種から育てて、スクスク育ったり、うまく育たなかったりします。

それもまた一つの経験で、植物・生物に対する興味を子どもが持ってくれると良いと思います。

新教育紀行

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