子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 16〜最終形から想像・イメージ・仕組みを理解する姿勢・基本から応用へ・仕組みと「面白い」と思う心・好奇心〜|鍛える創造力

前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 15〜自由の中で、自分の個性を発揮・好きな向きに設置・何事もやってみる・慣れる・出来るようになる気持ち・イメージする大事さ・実際にやってみてイメージを膨らませる〜」の話でした。

目次

最終形から想像・イメージ

砲塔を作るパーツから、砲塔のイメージを考えてみました。

こんな
感じかな?

ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像 学研)

歴史群像付録の、この戦艦大和は「砲塔などが可動」であるところが、とても良いです。

「砲塔が可動」なのは、以前作成した戦車と似たシステムです。

砲塔部分を作成してゆきましょう。

この四角いのは
何かな?

これがあると、
動くようになるよ。

そうなんだ。

少し複雑な形状に仕上がってきました。

穴を開けた部分に、砲塔を差し込んで行きます。

仕組みを理解する姿勢:基本から応用へ

小さなパーツが出てきました。

これは何?

これは、
大砲を差し込むパーツだよ。

この、突起物のあるパーツを砲塔に設置します。

接着面のギザギザなど、結構小さなパーツで、接着も大変です。

ほら、
ここに接着したよ。

うん。

ここ、
よく見ておいてね。

クルッと箱状に折り込んで、砲塔が完成しました。

この突起物が、非常に大事なポイントです。

なぜ、この出っぱっているパーツがあると
思う?

よく分からないよ。

ここに大砲を刺すと、こ
うやって動くでしょ。

ああ、そうか。
面白いね。

このように「ただ製作する」だけではなく、「仕組みを理解しながら製作する」姿勢が大事です。

仕組みがわかれば、大抵の応用は「基本の延長」であることが多いです。

仕組みと「面白い」と思う心・好奇心

モーターはないですが、このように「動く仕組み」が、よく分かる経験は貴重です。

「仕組み」が分かると、理科や算数が非常に面白くなってきます。

その「面白い」という意識が、好奇心を誘って、学力向上につながってゆくと思います。

非常に小さなパーツが出てきました。

これは、
小さいね。

この小さいパーツを、折り込んでゆくのは苦労がありますが、慣れました。

砲塔を支える砲身が、完成しました。

次は大砲だね。

ここに、
差し込むんだね。

子どもが好奇心持ってくれるのは、嬉しいです。

そして、この好奇心をもって理科や算数を学ぶことが、学力が上がる最短の道でしょう。

新教育紀行

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